ポーズ・髪型・衣装 資料集 · 民族衣装
古装(中国時代劇の衣装スタイル)
別名:古装、中国時代劇衣装、武侠衣装、仙侠衣装、古装コスプレ
要点
古装は文字どおり「古い装い」で、中国の歴史ドラマやファンタジードラマ、武侠(武術の物語)、仙侠(仙人のファンタジー)に出てくる衣装スタイルです。歴史的な中国の服にヒントを得ていますが、画面とカメラのためにデザインされ、時代を自由に混ぜ、ファンタジーの装飾を加えます。対して漢服は、歴史的な服の構造に従うことを目指します。
参考写真
写真はmfan8.comから、撮影者とモデルのクレジット付きで表示しています。写真をタップするとセット全体を開きます。
古装と漢服の違い
この二つは重なり、一緒に撮影されることも多いですが、目的が違います。漢服は服であり、着る人は襟の向き、時代ごとの裁断、実際の着方にこだわります。古装は衣装であり、大切なのはキャラクターと画面での見え方です。そのため一着が、ある王朝の袖、別の王朝の髪型、創作のファンタジーの飾りを組み合わせることもあります。
古装の撮影は中国で大きな趣味で、ウィッグ、メイク、衣装を揃えてスタイリング撮影ができる専門のスタジオがあります。
古装のスタイル
- 武侠の侠客:動きやすい重ね着の長衣、ベルトで締めた腰、腕当て、ブーツ、剣や笛。
- 仙侠の仙人:淡く浮かぶようなシフォンの重ね、長い袖とリボン、光る装飾と髪飾り。
- 宮廷劇:豪華な錦、刺繍の外衣、垂れ飾りの付いた凝った頭飾り。
- 女剣士・刺客:暗い色調、細い袖、ベールや仮面。
- 書生:柔らかな色の長衣、シンプルな髪冠、扇や巻物。
ウィッグと髪も外見の大きな要素です。お団子の長髪、半結び、髪冠、揺れる垂れ飾りの付いた簪(歩揺)があります。
古装の描き方
動きを前提にデザインします。古装の魅力は長く流れる布なので、長さと重さの違う重ねを用意します。まっすぐ落ちる重い外衣、風で舞い上がる薄い内衣やリボンです。風の向きは、髪・袖・帯で一貫させましょう。
重ねの下にはっきりしたシルエットを一つ保ち、人物が読み取れるようにします。袖は腕の動きに少し遅れて従う大きく柔らかい形で描き、リボンはS字カーブにします。剣、笛、提灯、傘などの小道具は手に役割を与え、キャラクターの立場を見る人に伝えます。
古装のポーズと撮影
ポーズは舞台や映画から借ります。剣を抜く、袖を広げるターン、肩越しに振り返る、袖を上げて顔を半分隠す、扇や風で布が持ち上がる中で静止する、などです。
撮影では、仙侠なら竹林、霧の山、東屋、水辺、武侠なら古い通りや中庭がよく使われます。扇や、袖を投げ上げるアシスタントが動きを作り、速いシャッターで布を空中で止めると、わずかに流せば夢のようなぼかしが加わります。
よくある質問
古装と漢服は何が違いますか。
漢服は歴史上の漢民族の服の構造に従い、服として着られます。古装はドラマや撮影用の衣装で、時代やファンタジーの要素を自由に混ぜます。
武侠と仙侠とはどういう意味ですか。
武侠は歴史風の世界で武術の英雄を描く物語、仙侠はそこに仙人・修行・魔法が加わり、衣装もより幻想的になります。
歩揺とは何ですか。
歩揺は、垂れ飾りが付いた中国の伝統的な髪飾りで、歩くと飾りが揺れます。



