ポーズ・髪型・衣装 資料集 · 民族衣装
漢服
別名:漢服、かんふく、中国伝統衣装、襦裙、hanfu
要点
漢服は漢民族の伝統衣装で、清より前の王朝を通じてさまざまな形で着られました。右前に合わせる交差した襟、広い袖、スカートの上に重ねる長衣や上着が特徴です。2000年代初めからの漢服復興運動によって、祭りや撮影の衣装として、人によっては普段着として復活しています。
参考写真







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漢服らしさを決めるもの
漢服の多くに共通するルールは「交領右衽」で、左の前身頃が右の上に重なる交差した襟です。着る人の正面から見ると襟が「y」の字の形になります。服は直線的な裁断の布を合わせて作られ、ボタンを多く使わずに紐や帯で留め、広くゆったりした袖を持ちます。
王朝ごとにシルエットが違うため、現代の漢服愛好者は、唐制、宋制、明制のように、モデルにした時代で装いを説明することがよくあります。
漢服の主な種類
| 種類 | 見た目 | メモ |
|---|---|---|
| 襦裙 | 短い上着(襦)を長いスカート(裙)の上に着る | 現代で最もよく見る形のひとつ |
| 高腰襦裙(胸元で結ぶ) | 短い上衣に、バストの上で結ぶスカート | 唐制の装いと結びつくことが多い |
| 襖裙 | 丈の長い裏地付きの上着(襖)をスカートの上に着る | 暖かく、より正式 |
| 褙子 | 前が開いた長い羽織で、襟の縁が平行にまっすぐ下がる | 細身で優雅、宋制 |
| 馬面裙 | 前と脇が平らな、プリーツ入りの巻きスカート | 馬面裙、明制 |
| 円領袍 | 丸襟の長衣で、帯を締めることが多い | 男女ともに着用 |
漢服の描き方
- 襟の向きを正確に。着る人の左の身頃が上に来ます。左右反転してしまうのが最もよくある間違いです。
- 重ね着は入れ子の形として描きます。内襟、外襟、上着の縁の順で、首元に細い帯が1本ずつ見えるようにします。
- 袖は手首から深いU字のカーブで垂れます。腕を上げると袖が落ちて、全幅が見えます。
- スカートはウエストバンドからギャザーかプリーツを取り、床まで長い縦のシワになって落ちます。
- 帯、リボン、披帛(腕にかける長いショール)を加えると、動きを示す流れる線ができます。
漢服を着る・撮影するコツ
時代のスタイルを一つ決め、髪型もそれに合わせます。簪やヘアピンで留めたお団子で仕上がります。スカートはしっかり結び、撮影前に襟が右前で閉じていることを確認しましょう。
優雅でゆっくりしたポーズが服に合います。袖の中で手を組む、団扇を持つ、袖をたなびかせて振り返る、庭や中庭を歩くなどです。横からの光とそよ風が袖と重ね着をいちばんよく見せ、50mm〜85mmのレンズなら全身でも自然に写ります。
よくある質問
漢服ではどちら側が上に来ますか。
左の身頃が右の上に重なる「交領右衽」です。反対向きは、漢服では伝統的に避けられています。
漢服とチャイナドレス(旗袍)の違いは何ですか。
漢服は交差した襟と広い袖を持つ、より古い漢民族の衣装です。旗袍は、立ち襟とチャイナボタンを持つ、20世紀のフィットしたドレスです。
馬面裙とは何ですか。
馬面裙は、前後に平らな部分があるプリーツ入りの巻きスカートで、明代のものでよく知られています。